BMSGが手掛けるオーディション番組『THE LAST PIECE』。数多くの挑戦と成長が見られるラスピのテーマ曲になっているのが、SKY-HIさんによる「At The Last」です。
この楽曲は、『THE LAST PIECE』番組そのものを象徴する存在となっています。歌詞には、参加メンバーたちの葛藤や希望、そして未来へ進む勇気が丁寧に込められています。
今回は『THE LAST PIECE』テーマ曲SKY-HIさんの「At The Last」のタイトルの意味と歌詞を読み解き、そのメッセージを考察していきます！
『THE LAST PIECE』テーマ曲「At The Last」のタイトルに込められた意味
「At The Last」のタイトルに込められた意味
「At The Last」のタイトルを直訳すると「最後に」「ついに」となります。ここには、ゴールでありながら同時に新たなスタートラインでもある瞬間を示しているのです。その“境界線”を描くのが、この「At The Last」というタイトルと言えるでしょう。
挑戦の中で、最後の場面に立ち、自分のすべてを懸けて証明しようとする覚悟が映し出されています。そして“ラスト”は単なる終わりではなく、そこから未来へと踏み出していく始まりでもある。つまりこのタイトルには、「最後の場で自分を証明し、そこから未来を切り拓く」という決意が込められているのです。
そして、「At The Last」を理解するには、オーディション番組『THE LAST PIECE』の背景も大切です。『THE LAST PIECE』のタイトルの意味についても触れてみたいと思います。
『THE LAST PIECE』のタイトルの意味
『THE LAST PIECE』のタイトルには二つの意味があるとSKY-HIさんはインタビューで話しました。
ひとつはRUI・TAIKI・KANONがデビューに必要な“最後の欠片”を探す旅であること。
もうひとつは、BMSGの5か年計画における第三のグループとして“最後のピース”を完成させること。
このように『THE LAST PIECE』は、メンバー個人の挑戦とBMSG全体の節目を象徴しています。そこから生まれた「At The Last」は、まさに彼らが辿り着いた答えや想いを体現する楽曲であり、物語のクライマックスを飾る一曲になっている様です！
では、次に『THE LAST PIECE』テーマ曲「At The Last」の歌詞の意味について考察してみたいと思います！
『THE LAST PIECE』テーマ曲「At The Last」の歌詞の意味考察
冒頭 ： 挑戦者の覚悟と反骨心
曲の冒頭部分は、既存のルールやレールに疑問を投げかけ、自分の道を切り拓く姿勢を示しています。
この曲は「他人に決められた人生を歩まない」という強い決意から始まります。
画像：YouTube
勝つ保証はなくても、挑戦をやめる理由にはならない。
まさにラスピ参加者たちの気持ちそのものを代弁しているようです。
中盤：試練と葛藤、それでも進む
曲の中盤では、夢を追う過程での苦しみや不安をリアルに描いています。
「全てを失う夢」という表現から、成功の影には常にリスクがあることが伝わります。
画像：YouTube
画像：YouTube
普通ならあり得ない奇跡を信じて、それを掴み取ろうとする姿勢。
これは挑戦者の“諦めない心”をユーモラスかつ強烈に表現している部分です。
サビ：魂を燃やし尽くす決意
サビ部分では、楽曲の核となるメッセージが響きます。
過去の失敗や傷を力に変えて、今ここで全力を尽くす。
「At Last（ついに、最後に）」という言葉に、ゴール直前の緊張感と決意が込められています。
画像：YouTube
これはオーディションのクライマックスだけでなく、人生の一瞬一瞬を「全力で生きろ」と語りかける言葉の様です。
聴く人に火をつけるパワフルなメッセージです。
終盤：仲間とリスナーへのエール
曲の終盤では、遠慮や自虐ではなく、夢や理想を堂々と掲げろという強烈な肯定が歌われます。
ラスピを超えて、聴く人すべてに向けられた普遍的なエールに感じられます。
画像：YouTube
無謀と呼ばれる挑戦でさえ愛して肯定してくれる。
これはSKY-HIさんが若い挑戦者たちに常に伝えてきた「そのままでいい」「挑戦こそ価値」という信念の集大成でしょう。
全体を通じて見えるテーマ
SKY-HIさんの『at the last』は、ただのテーマ曲ではなく、
「挑戦者の物語を肯定し、最後まで走り抜けろ」と伝える人生賛歌です。
冒頭の反骨心、中盤の葛藤、サビの決意、終盤のエール
そのすべてがラスピの物語と重なり、聴く人の心を奮い立たせます。
『THE LAST PIECE』テーマ曲「At The Last」のSKY-HI自身との重なり
画像：CINRA
SKY-HIさん自身もアーティストとして挑戦と葛藤を繰り返してきました。
「アイドルか？ ラッパーか？」過去に常にラベリングと戦わざるを得ない部分があったことをインタビューで語っています。その経験があるからこそ、歌詞の言葉は単なる「励まし」にとどまらず、リアルで強い説得力を持っています。
「AT THE LAST」はラスピのために書かれた楽曲でありながら、同時にSKY-HIさん自身の人生の歩みも映し出している。その二重性こそが、この曲の深さを生み出しています。
『THE LAST PIECE』テーマ曲「At The Last」をラスピメンバーで卒業制作！
画像：YouTube
SKY-HIさんは、「大した話だけど大した話じゃないからね」と前置きしながらも、現在残っているラスピ14人のメンバーに向けて「AT THE LAST」を一緒に歌わないかと相談しました。SKY-HIさんは「ほぼ審査には影響しない」と語り、あくまで卒業制作としての提案でした。「ステージに一緒に立てば、きっと見えてくるものもあるだろう」とも添えています。
この曲は、メンバーにとってそれぞれに意味を持つ特別なものになりそうです。
-
最終審査に挑むメンバーにとっては、「いざ最終決戦」と背中を押してくれる力強い一曲として。
-
卒業し別の道へ進むメンバーにとっては、これからの自分を応援してくれる、希望に満ちた歌として。
一つのステージで、14人それぞれの想いが重なり合う瞬間。
ラスピwith SKY-HIの「At The Last」は、そんな特別な時間を彩る曲となりそうですね。
「At The Last」ラスピ×SKY-HI卒業制作に対するSNSの反応
主催者側とTHE LASTPIECEのみんなで
At The Lastをするって
物凄くいいなぁ✨️こんなオーディションは
他には無い気がするリリックステッカーが
増して愛しい#ラスピ#THELASTPIECE#AtTheLast#SKYHI pic.twitter.com/c5RHEy9hpe— Nonbiri SHiSHi (@shishitoro123) August 29, 2025
#ラスピ
To The First
と
At The Last
これも対比になるようタイトル付けたんだね。
3つめのボーイズグループ、これが最後。
って強調してるものね。
SKY-HIさん、曲名に意味を含むの好きなんだよね。— くー@SMAPと共にエンタメ垢 (@mk_kori) August 30, 2025
At The Lastの最後の流れが完璧すぎる！！
TAIKI
笑われようと笑え
RUI
夢や希望を歌え
KANON
その全てを掴め
SKY-HI
君のその無謀を全て愛そう#THELASTPIECE #ラスピ— (@amichan_yu) August 29, 2025
まとめ
『THE LAST PIECE』のテーマ曲「At The Last」は、ラスピメンバーの挑戦と成長を象徴するだけでなく、聴く人それぞれの人生にも重ねられる普遍的な楽曲です。
歌詞は「弱さも含めて自分を肯定すること」「仲間との絆」「未来へ踏み出す勇気」を描き出し、ラスピという物語を最高の形で締めくくっています。
まさに“最後のピースがはまる瞬間”を音楽で表現した一曲となっています。
番組を見てきたファンにとっては涙なしには聴けない曲であり、挑戦する全ての人に寄り添うメッセージソングだと言えますね。
次回が本当に楽しみですね！
コメント